D5300の解像度を検証
D7200、D5500/D5300、D3300は同一のイメージセンサーを使用しており、画素数は6000X4000で2400万画素で、D800イメージセンサーと画素ピッチを比較すると25%細かくなっており、この画素サイズの状態でフルサイズに換算すると、計算上は5600万画素にもなり、超高解像カメラと言えます。
D5300のキットレンズはこのカメラの解像度を生かすには明らかに力不足であるため、私の持っているAPS用ズームレンズとして解像度が高いと思われるSIGMA 18-50mmF2.8で試写してみました。
上の写真の中央右の四角で囲まれた部分を等倍で切り取ってみました。
後部フェンスの縦の金網が確認出来ますが、1ピクセルの細さでした。
ローパスフィルターがあるD800では、ここまで解像しません。
D700やD800などのフルサイズカメラは確かに良く写りますが、カメラ、レンズとも大型で重量があり、高価格ですが、APSサイズでは小型軽量で特にレンズについては価格的にも有利です。
ISO6400での撮影も試してみましたが、適切にRAW現像すれば十分使えるレベルでした。
ということで、これからはD5300の出番が増えそうです。
この記事へのコメント
もしかして「役不足=力不足」と誤解されているのではないですか・
役不足と力不足は意味が正反対ですが...
ニコンの問題は、DX機用のニッコールレンズがどれも12百万画素あたりを満足させる性能しか持っておらず、闇雲に24百万画素機を出したのにレンズが全く追いついて居ないことですね。
ご指摘ありがとうございました。
辞書で確認し、本文も訂正しました。