PCモニターをSPYDER X2でキャリブレートしてみました

今まで使っていたPCモニターのキャリブレーションツールであるSPYDER2 PROの色彩計が劣化してキャリブレーションの精度が気になっていましたが、最新版のSPYDER X2が7月末まで特別価格で販売しているのを知り、ポチってしまいました。
キャンペーンでは価格が割安になるだけでなくカラーチャートまでおまけでついてきました。

色彩計とカラーチャートのセットが昨日納入され、アプリをダウンロードして、早速PCモニター2台の校正を実施しましたが、良好な結果が得られています。

マルチモニターの1台はEIZO製の高級機で、もう一台はIODATA製の格安品ですが、キャリブレートした結果、格安品もEIZOの高級機に劣らないほど良好な映りになりました。

カラーチャートを映したモニターとカラーチャート本体を重ねてカメラで撮影した画像です。
カメラのWBは色温度5000Kに設定
DSCS7025s.jpg
上がモニターに映されたカラーチャート、下がカラーチャート実物でSPYDER X2の色彩計が入っていた箱の上に載せています。
モニターに映されたカラーチャート画像とカラーチャート本体とはほとんど差がない状態に見えます。

カラーチャートの画像
カラーチャートs.jpg
カラーチャート本体をスキャナーで取り込んだ画像で、無彩色の部分に色味が無いことを確認済みです。

カラーチャートではなく実際に撮影した画像で試してみました。
試した画像です。
DSCS6983s.jpg

上の画像をモニターに映して、カメラで撮影した画像です。
DSCS7016s.jpg

上の画像をモニターに映して、もう一度カメラで撮影した画像です。
DSCS7019s.jpg

このように正しくキャリブレートしたモニターを使用して仕上げた画像は、少々が色調、階調が偏ったモニターで見ても違和感なく見えるはずです。



この記事へのコメント

2024年07月25日 10:21
立派にキャリブレーションされましたね。私にはまだ先に成りそうです(^_^;)
2024年07月27日 14:52
yokomiさん
PCモニターもキャリブレートすると画像をひょい化する際の信頼性が格段に向上すると思います。
また普及ランクのモニターでも見え方が明らかに向上します。