古いフィルム写真の修復例

今回は、1998年5月連休に某キャンプ場で撮影した変色したプリントをスキャンした画像からの修復と、同じ写真をネガフィルムから修復した画像例です。

劣化したプリントを忠実にスキャンした画像
print1s.jpg

上の画像をPhotoshopを用いて修復補正した画像
print2s.jpg
新緑の色調にほぼ修復できました

ネガフィルムをスキャンした画像から修復
kiso302s.jpg
27年前のフィルムですがほとんど劣化がなく、フィルムスキャン後、画像処理ソフトCapture Oneで処理して階調豊かな画像に仕上げることが出来ました。

ブログ用に縮小した画像のため上2点の画質の差は僅かですが、等倍で見ると画質の差は顕著です。

プリント及びフィルムからの画像の色修復の基本は同じで、スキャンの際にレンジをやや広めに設定して画像を取り込み、最暗部と最明部のRGBのレベルを同一になるようレベル補正することが基本で、この処理により、まずは違和感の少ない色調に仕上がります。
特に再暗部のRGBの各レベルを0にすることで暗部が色味の無い黒になり一気に画像が締まってきます。
その後、ホワイトバランスや階調をレベル補正、ガンマ補正、トーンカーブで微調整することで、画像によっては最新のデジカメ画像で撮影した画像とそん色ないほどの画像に仕上げることも可能になります。
フィルムからの仕上げでは画素数を大きくすると解像感よりフィルムの粒子が目立ってくるため、35mmフィルムの場合は300万〜400万画素の範囲の画素数で仕上げています。

この記事へのコメント

2025年03月25日 18:55
 今晩は。記事、拝見しました。コツコツと「思いで」修復、うらやましいです。
 時どき私は、モニターの発色とプリンターの発色の違いで苦労しています。
(*´▽`*)
コーミン
2025年03月29日 20:18

>koo1koobooさん
>
私もモニターとプリンターとの色合わせには苦労していましたが、モニターキャリブレーションツールを使用してモニターの発色を校正することでほぼ解決しています。
モニターの色温度は5800K、ガンマ110に設定しています。